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妊活に役立つよもぎ蒸しとは?|期待できる効果や実践時のコツ

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よもぎ蒸しの歴史

よもぎ蒸しはおよそ600年前に誕生したと言われている民間療法であり、発祥は美容先進国としても知られている韓国です。現在では世界中で人気となっており、日本ではエステサロンなどでよもぎ蒸しをしてもらうことができます(自宅でもできます)。

よもぎ蒸しのやり方

よもぎ蒸し用の椅子に座ります。そしてよもぎ入りの鍋を椅子の下にセットしてグツグツさせます。
椅子には穴があるので、鍋からの蒸気をお肌や膣粘膜から吸収でき、これによって色々な美容・健康作用を得ることができます。
ちなみによもぎ以外にも色々な生薬を使うことができます(複数の生薬をミックスします)。また、症状に沿って生薬を選択できる店舗も少なくありません。

「蒸す」とよもぎの成分を吸収しやすくなる

人間の下半身の粘膜は吸収性に優れています。そのため椅子の下などによもぎ鍋を置き、蒸すことで、効率良くよもぎの成分を摂り込むことができるのです。

妊活に役立つよもぎ蒸しの効果について

「産後の肥立ちが良くなる」として、古くから韓国の家庭でよもぎ蒸しが行われていました。
産後の肥立ち:出産をしてから、母体が元の正常なコンディションに戻ろうとすること
産後の肥立ちに問題があると、腰痛、尿漏れ、産後鬱、乳腺炎、高熱などのリスクが上がります。よもぎ蒸しにはこれらのトラブルを防ぐ意味もあるのです。

よもぎ蒸しの妊活関連の効果6つ

よもぎ蒸しには様々な効果が期待できます。ここではそのうち妊活に関する効果を6つ挙げていきます。

1:冷えをケアする

身体が冷えると血管が縮むため、卵巣や子宮への血液の供給量が下がりやすくなります。すると卵巣や子宮の働きが悪くなるかもしれません。具体的に言うと、受精卵が着床しにくくなり、不妊のリスクが高くなります。

ですがよもぎ蒸しによるスチーム作用や、含有成分の一種である「シネオール」には、末梢血管を拡げて、血流を促す効果が望めます。また、蒸気を下半身に当てることで、深部から身体をポカポカにして冷えを改善することもできます。
そして東洋医学的に言えば、「瘀血(おけつ。血流が滞ること)」をケアすることも可能です。

2:ホルモンバランスを整える

よもぎの成分である「βカリオフィレン」には、女性ホルモンのバランスを安定させる働きがあります。これにより不妊をケアしつつ、月経前症候群(PMS)、生理不順、生理痛などの症状を和らげることもできます。

3:デトックス

施術中はたくさん汗をかきます。つまり汗と一緒に体内の毒素を追い出すことができるのです。また、身体の中に蓄積した毒素は「汗」以外の形でも排出されますし、子宮内の老廃物も排除できますから、子宮の機能もアップします。
ちなみによもぎ蒸しによって、利尿作用を得られたり、お通じが改善されたりする人もいます。

4:リラックス作用

よもぎの匂いには脳神経系を落ち着かせて、ストレスを原因とするイラつきを軽減する作用があります。また、眠りの質を高める効果も望めます。慢性的な疲労がある方、倦怠感で悩んでいる方、不定愁訴がある方などはよもぎ蒸しを試してみてはいかがでしょうか。
ストレスを蓄積させてしまうと、ホルモンバランスが不安定になり、月経周期や排卵周期などもおかしくなるかもしれませんから気をつけてください。

5:血液を増やす(貧血を防止する)

日本は「貧血大国」と評されていますし、女性は月経の影響で貧血になりやすいです。
さて、よもぎの成分である「クロロフィル」には貧血を防止する効果を望めます。「クロロフィル」と「ヒトの血液」の構造が近いため、このような作用を期待できるのです。
貧血をケアすることで妊娠しやすい身体作りをすることもできますから、よもぎ蒸しを試してみてはいかがでしょうか。
※食生活を整えるなどして貧血対策をすることも大事です

6:胎児の健康を保つ効果(安胎効果)

よもぎには胎児の状態を安らかにする作用が期待できます。母体だけでなく、赤ちゃんにとっても意味があるということです。

よもぎ蒸しをするべきタイミングとペース

排卵前がベスト!

排卵日前がよもぎ蒸しのベストタイミングです。この時期はいわゆる「低温期」ですから、よもぎ蒸しによって下腹部をポカポカにして、黄体ホルモンの分泌を促進して、「子宮内膜」を厚くしていくことが大事です(子宮内膜は胎児の寝床のようなものです)。
これにより着床しやすいコンディションへと近づけていきましょう。

排卵後は基本的にNG

排卵後は「高温期」となり、身体が比較的温かくなります。そのためこのタイミングでよもぎ蒸し行うと身体の温度が過剰に上がり、血行も良くなりすぎて、着床を維持できなくなる恐れがあります。

月1~2回がおすすめ

よもぎ蒸しは月1~2回行うのがおすすめです。目安は以下の通りです。

1回目:月経が終わった直後
2回目:排卵日までの1週間の間のどこか

ただ、月2回実行するのが難しいのであれば、まずは月1回から続けていきましょう。「たまに頻繁に行う」よりも「月1回でも継続していく」ほうが効果的と言われています。
また、行う回数が多いほど望ましいというわけでもありません。

よもぎ蒸しをするときの注意点7つ

続いてよもぎ蒸しを行うときに気をつけるべきことを7つ紹介していきます。
※自宅でよもぎ蒸しをする場合はご自身で注意するしかないですから特に慎重になりましょう。

1:こまめに水分補給を!

たくさん汗をかきますから、こまめに水を飲んで脱水症状などを防ぎましょう。ちなみに椅子の隣などに水を用意してくれるサロンもあります。

2:生理中はNG

衛生的な理由から生理中によもぎ蒸しをするべきではありません。また、身体もデリケートになっているという意味でも避けるのが無難です。

3:熱さを無理に我慢しない

我慢をしすぎず、体調を崩しそうになったらすぐに店員に言いましょう。よもぎ蒸しの温度を落としてくれるサロンもあります。

4:強い眠気や倦怠感に気をつける

よもぎ蒸しによって身体中の血の巡りが向上し、新陳代謝が大幅にアップします。これはもちろん好ましいことなのですが、場合によっては強い眠気や倦怠感が出ることもあるので気をつけてください。
好ましくない症状が発生した際には、きちんと水分を接収しつつ落ち着いて休みましょう。
人によって症状の大きさは異なりますから、心配な方はサロンの店員とも相談しましょう。

5:よもぎ蒸し後の激しい運動・入浴・飲酒などはNG

よもぎ蒸しの直後は、身体中の血行が活発になっています。そのため入浴するのは危険ですし、アルコールも回りやすくなっていますから気をつけましょう(妊活中はお酒を飲まない方も多いとは思いますが)。さらに、激しい運動もできるだけしないようにしましょう。とにかくゆっくり休むことが大事です。

6:効果の出方は人それぞれ

医療・治療ではありませんから、よもぎ蒸しの効果の出方は人それぞれ異なります。妊活の一環として、神経質にならないように楽しんで受けることをおすすめします。
医療・治療ではないからこそ気軽に試しやすいとも言えるのではないでしょうか。

おわりに

よもぎ蒸しは妊活に役立つ効果が色々と期待できます。もちろんその予定がない方にもおすすめですから試してみてはいかがでしょうか。

ただ、よもぎ蒸しをしたときの身体の反応などは人それぞれです。
例えば開始10分くらいで大量に汗をかく人もいれば、それくらいの時間ではほとんど発汗しない方もいます(身体が冷えていると汗は出にくいものです)。

また、比較的早く体調などが変わる人もいますし、しばらく変化しない方もいます。
いずれにしても体質を良くしていくためにも最低2~3か月は継続することをおすすめします。
よもぎ蒸しを行って、心身を整えながら楽しい妊活ライフを送りましょう。

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